液晶画面が暗くなって見えなくなる
症状:液晶画面が暗くなって見えなくなる。
●突然画面が真っ暗になる。駆動音はするのでパソコンは動いている。
●昨日まで普通だったのに電源を入れたら真っ暗!
■原因1: インバータ回路の故障・・・デスクトップ・ノート共通修理
液晶ディスプレイのバックライトには、冷陰極管とインバーター回路がセットで構成されています。
インバーター回路は、冷陰極管(極細の蛍光管)を点灯させるため液晶ディスプレイに供給される電圧を1000V近くまで上げる働きをしています。このインバーター回路のトランスフォーマーがよく壊れます。
インバータが壊れる原因は以下が考えられます。
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ノートPC本体と液晶ディスプレイを結ぶフィルムケーブル(フレキシブルケーブル)の劣化 |
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トランスの経年劣化 |
■原因2: バックライト(極細の蛍光管)の寿命・・・デスクトップ・ノート共通修理
じっくりみると薄く画面が見えませんか?バックライトが切れているため画面が暗くなっています。
極細の蛍光管が何本かはいっております。この蛍光管を交換することにより修理いたします。
冷陰極管の寿命は、 約1万〜5万時間です。
但し、 冷陰極管は家庭で使われる蛍光灯と同様、オン・オフを繰り返すことで管の内部が黒くなり、暗くなることがあります。こうなると、規定の寿命時間までは持たなくなります。
日常から心がけるとよいこと
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画面が暗くなってしまった方は→→バックライト交換
■原因:3 フレキシブルケーブルの外れ、断線・・・ノートパソコン修理
本体と液晶部分をつなぐケーブルが外れているか断線している可能性があります。
断線している場合にはフレキシブルケーブルの交換、外れている場合は手直しによって修理できます。
パソコンをある程度ばらす作業が必要です。
詳細はコチラ→→フレキシブルケーブル交換 or 手直し
■原因:4 グラフィックボードの故障・・・デスクトップパソコン修理
メーカ製パソコンの場合は、オンボード(マザーボードにグラフィックボードが統合されています)の場合が多く、普通は対応するグラフィックボードを挿すことによって解決いたします。
パソコンによっては(一体型やスリム型PC等)、グラフィックボードが追加できないパソコンもある為その場合は、別のケースを用意し組みなおす必要があることもあります。
詳細はコチラ→→グラフィックボード交換 or 組みなおし